
“歯周病”について説明いたします。「たかが歯だろう」は大間違いです!
歯周病は、一般にいわれる歯槽膿漏のことです。歯周病は、放置することにより歯周病菌から心臓病(心筋梗塞)に罹患することもあります。そして、歯周病は糖尿病を悪化させ、糖尿病が歯周病を悪化させる、最悪のスパイラルに陥ることも多々あります。
歯周病の原因は、下記の2点です。
・・・が原因です。
歯周病治療は、まず縁上歯石を取ります。軽度の歯周病の大部分はこれで治ります。
しかし、歯石を取ったのに歯磨きをしても歯茎が腫れる、歯茎から血が出る症状があれば縁下歯石が残っている可能性があります。
この縁下歯石を取る方法はFOP(歯茎の中の歯石が術者によって見えるように歯茎を切り歯石を取る手術)しかありません。この手術では、歯の動揺がある程度治ります。欠点として歯がしみる、歯が長くなる、食べ物が詰まるなどの弊害がおきます。これらを御理解し治療を受けてください。
“なるべく歯を残す”と言う言葉を履き違えて、抜かない歯医者は良い歯医者と思っている方が多数だと思います。しかし、抜かないことで心臓病、糖尿病、その他関連疾患の悪化を証明している論文も多数あります。歯周病は、大胆に解釈すると遺伝子疾患ですので完治はありません。予防が疎かになれば再発します。心臓病、糖尿病、その他関連疾患を悪化しないように抜かなければならない歯は抜くことをお勧めします。
ダメな歯を残して体の具合が悪くなったら全く意味がありません。歯を抜いたことで検査数値等が良くなった方も多数おります。歯が無くなったらインプラント治療がありますのでご心配なく。天然歯は抜いたら終わりですが、インプラント治療は何回でもやり直しができます。
今後歯周病は、遺伝子を調べて行う治療が主流になると思われますので詳細が解明さ
れましたらHPにアップいたします。ただし、健康保険適応外になると思います(解析装置の費用が車一台買えるぐらいです)。
当院院長は、日大松戸歯学部、安孫子教授:遺伝子教室の研究員です。
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*写真の転写を禁止します
*症例写真は2003年撮影です