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インプラントQ&A
このコーナーでは、インプラントに関するさまざまな疑問にお答えして行きます。
インプラント治療をもっとよく知ることによって、安心してインプラント治療が受けられるように情報を掲載して行きます。
- よくある質問ですが、
かぶせ物は一生持ちますか?
人工歯根(インプラント)は一生持ちますか?
人工歯根(インプラント)ではなく部分入れ歯でいいんじゃないですか?があります。
- ※補綴(かぶせ物)自体は一生持ちます。しかし患者さん自身の歯根(天然歯根)が持たなければ一生は持ちません。つまり、患者さん自身の歯根が持てば一生持ちます。歯根を守る努力(ブラッシング、就寝時の食いしばり防止のナイトガード使用)が必要です。
※人工歯根(インプラント)自体は一生持ちます。人工歯根が駄目になる原因は、支えている骨によって異なります。骨が患者さん自身の咬む力に耐えられない、支えている骨がカルシウム不足、歯を磨いているけど磨けていない、糖尿病、その他などで脆くなれば一生は持ちません。しかしこの場合は、再生療法(人工的カルシウムを補充して骨を作る)がありますので御心配はいりません。インプラント治療は、天然歯(ご自身の歯)と違い何回でも再生可能です。
上記の答えは、患者さんの”歯根・骨”が上記の条件に耐えれば一生持つと言う事になります。
歯科医が原因でインプラントが駄目になる原因は、最初からインプラント体が骨に埋まっていない場合です。レントゲンで確認できますので、術直後のレントゲンを必ず見せてもらってください。
※部分入れ歯になったらもっと悲惨です。意外と知られていない事実として、部分入れ歯は表面積が大きいため、咬む圧力で骨に力が加わり、血流が阻害され入れ歯がお覆っている部分の骨が溶けます。部分入れ歯で骨が溶けるため入れ歯が合わなくなり、神経が露出し(通常ではない部位に露出します)咬んだだけで痛い、痺れがとれないなどの症状が出てくる場合があります。このような症状が出た場合、再生療法も出来ません。バネが掛った歯は必ず駄目になることも事実です。部分入れ歯は骨を溶かし、バネが掛った残存歯を破壊するので、一生涯この症状で過ごすことになります。部分入れ歯は良い方法とは言えません。歯科医の講演会で部分入れ歯の長期経過の発表を見た事がありません。神経が露出し、痺れがでた人に行う歯科の再生療法は、リスクの割に費用単価が見込めない為、開発はされないと思います。医科の再生療法の場合、費用単価が高いため再生療法が開発される傾向にあります。
- インプラントの寿命はどのくらいですか?手入れは?
- 長持ちさせるために、定期的なチェックと正しいケアを行ってください。インプラントそのものは、体となじみが良いチタンでできています。長持ちさせるために最も重要なことは、自分の歯と同じような毎日の手入れです。
指導された正しいブラッシング方法で磨き、半年に一度は必ず定期検診を受けて下さい。
定期健診では、ブラッシング指導や歯ぐきと噛み合わせのチェックなどを行い、快適な口腔内環境が維持できるようにします。
- インプラント治療は誰でも受けられますか?
- お口の状態や体の健康状態によって判断されます。
インプラントそのものは、体となじみが良いチタンでできています。年齢の上限はありませんが、骨の成長が終了した20歳ぐらいから治療を受けることが出来ます。
あごの骨が痩せてしまっている場合でも、人工の材料を使用し、骨をつくることが出来ます。
糖尿病や高血圧を患っている方でも、薬でコントロールされている場合、治療も可能ですから、一度御相談下さい。
- 治療期間はどのくらいですか?またその間の歯は?
- 保険のきかない自由診療です。また治療内容によって費用は異なります。
インプラントを埋め込む本数によって差はありますが、インプラントが骨と固まる期間が上顎=約半年、下顎=約3ヶ月です。PRPを使うと期間が短くなります。期間中は仮歯や入れ歯を入れるので、食事や会話などの日々の生活に支障はありません。
- 治療費はどのくらいかかりますか?
- インプラント治療は自由診療扱い(自費)となっていますので、保険は使えません。1本あたり上物込み25~32万円です。
インプラントの本数、かぶせる歯の材質により変わってきますが、1本あたりおよそ30万円です。
あごの骨が痩せていて骨量が不十分な方の場合は、人工的に骨をつくってインプラントを埋め込みますが、別途料金がかかってきます。
- 手術後、注意することは?
- 手術後、数日間は医師の指示に従って安静に。食事にも配慮を。
局所麻酔をして手術を行うので痛みはありません。手術後2~3日、痛みや腫れが出る場合もありますが、痛み止めの薬や抗生物質で対処できますので、問題はありません。
歯科医師の指示を守り安静にする他、食事もかたい物を避けるなどの配慮をしましょう。
- 上アゴは、上顎洞(空洞)があるので、インプラントはできませんと断られました。本当にできないのでしょうか?
- できます。レントゲン写真(写真下)のように、人工骨+自家骨+PRP(*注)を使い上顎洞に骨を入れる術式、それが『サイナスリフト』です。今から約25年前、Tatum先生によって発表されたテクニックです。日本には約10年程前から伝わっています。この方法で上アゴにもインプラントが可能となりました。

(*注)PRP(多血小板血漿)患者さん自身の血液を使った最先端医療です。
(PRPに関しては、こちらで詳しく説明しています。)
- サイナスリフトは危ない手術ですか?
- サイナスリフトに伴うリスクは、ほとんどありません。なぜなら術野における解剖学的構造には、ほとんど害を与えない上、病的因子も少なく、当院では全く問題ない手術です。(下アゴの埋まっている親しらずを抜く方が神経損傷などの危険があります。)

★下記の方はサイナスリフトはできません。
(通常の抜歯も下記の方は要注意です。)
- コントロールされていない糖尿病及び高血圧の方
- 上顎洞内のあらゆる進行性疾患または異常をお持ちの方